できる事なら住み慣れた我が家でお葬式をしたい。
スペース的な制約を逆に生かすことで出来上がるご自宅ならではのデザイン。
私共は、ご家族の想いをかたちにするお手伝いをさせて頂いております。
住み慣れたご自宅そのままを生かして行うお葬式、家具を生かして白木のご祭壇を使用せず現代風の段を一段のみ使用し、 ご遺影は壁にあった作り付けの棚をそのまま利用することにして奥行き70センチのオリジナル花祭壇が出来上がりました。
祭壇の奥行きが約80センチほど減った分人が一人座れるゆったりとしたスペースができました。(弊社生花白木祭壇の場合と比較)
式場である居間にある本棚も食器棚も幕で隠さず本棚の上や食堂との間にあるカウンターの上にアレンジ花2つメモリアルボード2枚を 配する事で生活感を排し一体感を出しました。
通夜の偲ぶひととき...お子様方に作って頂いたメモリアルボードを眺めながらありし日の思い出話に夜が更けてゆきます。
会葬者が通られる庭には雰囲気を変えないように気になる部分だけ自然な感じの花を飾りました。
受付は車庫で、壁面を白幕で隠しイーゼルやプラ竹、花を配しました。
頂いた供花は全体の色や雰囲気のバランスを考えながらご自宅のスペースに合わせ2階への階段付近や棚の上に配置し、 玄関には正面部分にアレンジ花を配し ご弔問の方が感じる全体のイメージ(ご自宅そのままだけれども大切な方を送る 為にデザインされた特別の空間)がどの場所でも途中で途切れないようにしました。