お盆のお供え物について

祭壇にお備えするものを神式・仏式別に紹介します。
  神式…神式では、火を通したものは供えず、簡素であまり飾らないものを供えると良いでしょう。
  仏式…仏式では、生のものはあまりお供えしません。      

神式 花は、白か黄の質素なものが良いとされます。
お米は洗い米をお供えします。
その他に、塩、御酒、水、鏡餅、海藻、野菜、果物、菓子などを供えます。
仏式 花は、特に指定されていません。とげや毒を持つものは供えません。
お米は炊き立ての米をお供えします。
御酒は、供えません。

 祭壇、提灯、たいまつについて 

        祭壇

祭壇には、祭壇敷きを敷き、御位牌、花、ろうそく、お香焚き、本膳などを置きます。仏式では祭壇敷きは、四十九日までは白色とされていますが、その後は自由です。一方、神式では祭壇敷きは白とされています。右の図は一例です。
  
    たいまつ・ホーロク

たいまつは、迎え火・送り火のときに焚きます。迎え火のときは、仏様や餓鬼を迎え入れるときの目印とされ道しるべとなります。送り火のときは故人を送り出す際に、足元を照らします。お盆期間中にずっと焚きつづけるかは宗派によって異なります。
たいまつ
      家紋入り提灯

提灯は灯ろうと共に火入れの期間、火を灯します。提灯は仏様をお迎えする時の目印としてつける習慣が生まれました。初盆の場合、提灯は親戚や親しい友人から贈られることもあります。最近では、自分の家の家紋を印刷した提灯もはやっています。神式では、白のあっさりとしたものを使います。
    提灯    

このページは乾仏具店様、安楽寺様、中教院様のお話を参考にして作成しました。 

 


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