高蓮寺様(本願寺派)

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お盆の由来


高蓮寺様のお考え
  お釈迦様は、多くの仏国土の一つ、この娑婆世界においでになられ、阿弥陀様という尊い仏様のお話をなさいました。
 阿弥陀様という仏様は、私達を、迷いの命とごらんになり、少しでも迷わない様にと、西方極楽浄土とお浄土方向を西に決めて下さいました。
それでも、うろうろする迷いの命のために、今度は他力回向という方法でお浄土まいりのすべての条件を私の上に積み上げて下さいました。
 今、私達が、亡き人を偲びつつお仏壇に手をあわすのは、この功徳の発動したあらわれであります。

 他宗派ではお盆には亡くなった人が帰ってくると言いますが、浄土真宗ではいいません。亡くなった人は息をひきっとた時から仏様になります。仏様は迷いのない世界にいらっしゃり、迷っている私たちに救われて欲しいと願っておられます。よって、仏様はお盆の3日間だけ帰ってくるのではなく常に私達の近くにいるのです。
どんな御法事も一緒であり感謝をすることです。

三具足…燭台(ロウソク立て)、香炉、華瓶(花瓶)
三具足の場合、仏前に向かって右に燭台をおき、中央に香炉、左に華瓶を配す。
五具足…燭台と華瓶をそれぞれ一対ずつにする。
五具足の時には、香炉を中央におき、その外側の左右に燭台を一つずつ、さらにその外側に華瓶を一つずつ配す。


お供えするものは、お餅、お菓子、果物、しきび、お花

お仏飯 炊き立てのご飯を毎朝(もしくは炊いた時)お供えする
お香 正式には抹香(粗びき状)を香炉の火種にくべて焼香する。普段はそれも立てずに香炉のの大きさに合わせて何本かに折って供える。寝かせて供えるのは、抹香を帯状に並べてたく念香の形に近いようにという意味から。
灯明 ローソクの火を消すときには、いきおいよく口で息をふきかけたりするがそれは無作法である。小型の専用のうちわないし、手のひらであおいで消火する。線香に着火したときは手のひらで炎を消す。
お花 お花は命のない造花で代用させる事はできません。お花は、花屋で売っているのを買い求めてもよく、庭で丹精こめて育てた花をお供えするのもよい。ただありあわせの花を無造作に立てるというのでは、仏様にささげるという心に欠ける。なお、トゲのある木の花、毒花や悪臭のある花は避ける。

浄土真宗ではお茶や水を供えるしきたりはない。
同じように霊供膳といわれるお仏壇用の小さなお膳も供えない。


迎え火、送り火はせず灯ろうも使いません。祭壇がないかわりに荘厳だなを使います。
荘厳だなには花瓶1対、ろうそく1対、香炉の五具足を対称形に置きます。



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